
こんにちは、ヨガサロン紬の今井順子です。
季節の変わり目って、なんとなく体が重かったり、気分が沈んだりしませんか?
最近、生徒さんの中でも体調を崩されたり、入院されたりする方が続いていて、「ヨガに行けなくてごめんね」ってメッセージをいただくこともあります。
でも私は、そんな時こそ伝えたいんです。「がんばらなくていいんですよ」って。
ヨガは“元気な人”だけのものじゃありません。
ちょっと疲れている人、立ち止まりたい人にこそ、そっと寄り添ってくれるものなんです。
40〜50代の体は、実はすごくがんばってる
私も40代に入ったころから、体の変化を感じるようになりました。
季節の変わり目になると、決まって股関節が重だるくなったり、動かすのが辛くなったり…。
特に春は、寒暖差や気圧の影響、自律神経のゆらぎもあって、不調が出やすいんですよね。
40代〜50代って、ホルモンバランスの乱れや更年期の影響もあって、
「理由はわからないけど、なんとなくつらい」
そんなことがよくある時期です。
「そんな弱音、なかなか言えない…」という方も多いのですが、
本当はそれ、がんばってきた証なんですよね。
やさしいヨガは、心の処方箋
「ヨガってポーズをたくさん覚えなきゃいけないでしょ?」
そう思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことないんです。
ヨガは、“がんばるためのもの”じゃなくて、“自分をいたわるための時間”。
・仰向けに寝て、両膝を立てて左右にゆらゆら
・両手を胸にあてて、ただ呼吸を感じる
・マットにごろんと寝転んで、目を閉じる
これだけでも、立派なヨガです。
「今日も生きてる自分、えらいな」って思えるだけで、もう十分。
おうちでできる、いたわりヨガポーズ
今日は、股関節や骨盤まわりが重だるい方に向けた「いたわりヨガ」をひとつご紹介します。
【ひざ倒しポーズ】


- 仰向けになって両ひざを組みます。
- そのままゆっくり右側に倒し、ゆっくり10呼吸くらいキープ。
息を吐くたびに、股関節や腰まわりがゆるんでいくイメージで - 左側も同じようにポーズをとります。
無理に倒す必要はありません。
「気持ちいいな〜」と感じるところで十分。
呼吸とともに、体も心もゆるんでいくような感覚を楽しんでみてくださいね。
また元気になったら、笑顔で会いましょう
ヨガに通えないとき、「先生に申し訳ない…」って思わなくて大丈夫です。
大切なのは、自分を責めないこと。
そして、今の自分を少しでも大事にしてあげること。
また元気になったら、マットの上で笑顔で会えたらうれしい。
それまで、どうか無理せず、「がんばらないヨガ」をお守りみたいに使ってくださいね。
あなたの心と体が、ゆっくりでもいいから、整っていきますように🍀