過ごし方のアドバイス
先日、「久しぶりにしっかり系ヨガがしたい!」と思って、じっくり体を動かしました。そしたら、翌朝思った以上の筋肉痛。しかも腕の付け根が痛い。
寝相が悪かったのかな?と一瞬思いましたが、やっぱり筋肉痛だと思い直しました。体がなまっていた証拠ですね。トホホ。
子育て中心になると、家事・育児・仕事で頭の中がいっぱいになって、自分の体を動かすのを忘れがちです。
思い出したように「やりたい!」になったときに障害がいっぱい。
そうならないためにも、少しづつ体のメンテナンスを続けていくことが大切です。
この「産後ママのためのヨガ講座」がそのお手伝いになれば嬉しいです。
さて、前回の「【産後2〜3ヶ月 前編】自分の体を大事に扱おう 」の続きになります。
産後2〜3ヶ月のママへ
産後のアドバイス
「やっと動ける!」といきなり動き始めたくなりますが、体に無理のない家事から始め、少しずつ元の生活に戻していくことが大切です。
徐々に外に出る範囲も広げ、抱っこ紐やベビーカーを使って、赤ちゃんと一緒に過ごしやすい時間帯にお散歩に出かけましょう。リフレッシュしますよ!
ただ、一番疲れが出て、心も体もボロボロになりやすい時期なので、無理は禁物。
さらに、疲れた体を労るには・・・
・ゆっくりお風呂に入って疲れをとることが大切。
乳腺炎や肩こりを予防するためにもしっかり湯船に浸かることが大切です。
・ ゆったりした服装で過ごし、眠れる時間には横になってやすみましょう。
・自分の時間を取ることが回復の秘訣。
ゆっくりお茶を飲む、アロマを楽しむ、マッサージオイルで脚をマッサージする。気持ちが開放されます。
・ 整体やマッサージにいったりパートナーにほぐしてもらうのもおすすめ。
とくに痛みがある場合には整体に! 私も産後は近所の整体に通いました。
この時期、赤ちゃんは昼夜逆転が改善され、日中起きていることが多くなります。たくさん話しかけてあげたり、おしゃべりをしてくれたらお返事してあげましょう。歌を歌いながらベビーマッサージで遊んであげると喜びますよ。
オススメのヨガ

体型が気になる時期。でも「動けるから」と言って、無理な腹筋運動は避けてください。
腹筋が戻るには時間がかかります。いきなり負荷をかけるのは逆効果です。
それよりもまず、お腹を背中に引き寄せるように意識してください。
意識することが筋肉の発達を促します。
また、腹筋がもどってくると肩こりや腰痛も緩和してきます。遠い道のりですが、コツコツ地道な努力が実を結ぶ時期です。
【腹式呼吸】
腹式呼吸でお腹を意識するだけでも、腹筋を鍛えることにつながります。
お腹を薄くしながら、口から「ふぅー!!!」と吐ききってみてください!
思った以上に気分がすっきりしますよ!
【骨盤底筋エクササイズ】
骨盤の位置を正しくもどし、引き締めるためのヨガや正しい姿勢を保つエクササイズなどがおすすめです。
【ヨガ】
・ 肩、首をほぐすポーズで肩こりを緩和しましょう。
まずは首を回してみる。それだけでも違います!
・胸を開くポーズもおすすめ。
授乳や抱っこで縮みがちな胸を開いてリフレッシュしましょう!